Intent Exchangeとスカイマティクス、「ドローン点検のシームレス化フレームワークの開発」がSBIRに採択

Intent Exchange株式会社(以下:Intent Exchange、本社:東京都目黒区、代表取締役:中台慎二)と株式会社スカイマティクス(以下:スカイマティクス、本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)は、経済産業省令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」にかかる事業者に採択され、「行政等ニーズに応える小型空撮ドローンの性能向上と社会実装」事業(以下、本事業)を進めることになりましたので、下記の通りお知らせいたします。

 

 


1. 事業の概要


 

中小企業イノベーション創出推進事業は、革新的な研究開発を行う中小企業(以下、スタートアップ等)による研究開発を促進し、その成果を国主導の下で円滑に社会実装し、我が国のイノベーション創出を促進するためのSBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度に基づいて行う補助金事業になります。

 

 本事業では、特定の点検業務(送電線、橋梁、ダム等)を大幅な効率化するために、ドローン点検をシームレス化するフレームワークに取り組みます。Intent Exchangeはドローンの運航管理を担い、スカイマティクスは空撮画像の処理解析を担います。

 

本事業の実施期間は2027年3月末までを予定しており、補助金の金額は約7億円を予定しております。最終的な金額は、この額を上限として、確定通知書により確定します。

 

 


2. 事業の背景と目的


 

我が国のインフラ老朽化は大きな社会問題となっており、ドローン点検の活用が期待されています。しかしながら、様々な属人的な作業があるために、ドローン点検が効率的とは言えないのが現状です。例えば、ドローン運航では航空局への申請業務の他、地上リスクや空中リスクを考慮する必要があり、運航者による属人的な判断が必要とされています。また、画像処理による老朽箇所特定についても、空撮で得られた2次元画像において特定された老朽箇所が、実際の構造物のどこに相当するのかを把握することが手間となっています。

 

そこで、Intent Exchangeは、国際標準に基づく運航管理が我が国に導入されることを見据え、地上・空中リスクをAIで低減するドローン点検ソリューションなどを開発します。また、スカイマティクスは、2次元画像において特定された老朽箇所を3次元モデルの中で特定・表示する技術などを開発します。これらによって、ドローン点検における一連の業務がシームレス化されます。

 

 


3. 事業成果の展開


 

事業成果は、インフラ点検を行う行政等の事業者に提供してまいります。特に、人口減少が進む地方においてもデジタルによる恩恵を受けられるようにする「デジタルライフライン全国総合整備計画」などで、活用できるよう技術開発をしてまいります。

 

さらに、国際標準に則った運航管理技術であることを強みとして、海外にも事業成果の展開をして参ります。

 

 


企業情報


 

Intent Exchange株式会社
所在地:東京都目黒区下目黒1丁目8-1 アルコタワー7階
URL:https://intent-exchange.com/
代表者:代表取締役 中台慎二
事業内容:モビリティ運航管理及び企業間取引・調整に関連する技術の研究・開発

 

株式会社スカイマティクス
所在地:東京都中央区日本橋本石町4-2-16Daiwa日本橋本石町ビル6F
URL:https://skymatix.co.jp/
代表者:代表取締役社長 渡邉善太郎
事業内容:産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売

 

 

< 本件に関するお問合せ先 >

 

Intent Exchange株式会社
TEL:050-3091-8642
E-MAIL:info@intent-exchange.com

 

株式会社スカイマティクス
TEL: 03-6262-6360
E-MAIL: info@skymatix.co.jp

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