株式会社スカイマティクス アグリ担当の赤堀です。
オリンピックでは、ニッポンの嬉しいメダルラッシュがでしたが、天候は厳しい日が続きますね。みなさま、体調などは崩されていませんでしょうか?
オリンピック日本チームに負けないよう、今週も元気に「Weeklyいろは」をお届けしてまいります。今週は、新潟県「株式会社津南アグリ」様です。
「津南アグリ」様は、キャベツ13haを中心に、アスパラガス、ユリの球根、ニンジンなどを栽培されており、
農林水産省によるスマート農業実証プロジェクト「豪雪地域の露地野菜産地におけるスマート農業導入による省力化・生産性向上の実証」において、「いろは」を利用したスマート農業の実現にチャレンジされています。
「時間」「コスト」削減をするための”定量的な”判断材料が得られる!
定植3週間後のキャベツの生育状況を把握したいので、「いろは」の生育診断機能を利用しています。
我々のところでは、13haという規模でキャベツ栽培を行っているため、追肥は部分的なものにしないと「コスト」「時間」的にも、かなりのボリュームになってしまいます。
「いろは」の生育診断では、今まで自分たちではできなかった空からの視点により、生育ムラが一目で把握でき、追肥を行わなければならない場所が一瞬で把握できます。
これまで、追肥などのアクションの判断は感覚的に行ってきたわけですが、”定量的な”判断材料がちゃんと手に入るということは、アクションの精度を高めるという観点でも、自分自身としての納得度を高めるという観点でも、本当にありがたいですね。
経験と勘に頼っていた「収穫タイミング」が、「いろは」で最適化されました!
キャベツは収穫機を使った一斉収穫のため、一番収量が見込まれる「最適なタイミング」で収穫を行いたい!というのが、我々のもっとも重要視している点です。
そうした狙いから、収穫の1週間前にドローンで圃場を撮影し、「いろは」で解析・診断を行うと、撮影時点でのキャベツの「サイズ」や「重量」が”定量的に”把握できる!
我々のところでは、直径サイズでは管理しておらず、「重さ」を重要視しており、具体的には1.8〜2.0kgの規格のものを収穫したいと考えているのですが、これまでは実際に圃場を見回って、経験と勘で「このくらいの直径なら、1.8〜2.0kgだろう」と判断していたんですね。
「いろは」の解析で定量的な情報が得られると、より適正な収穫タイミングを判断できるため、これまでの感覚的な決断よりも高い精度で収穫の意思決定ができるため、本当に役立っています!
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「津南アグリ」様からは、「いろは」によって「定量的な判断材料」が得られる!ということを高くご評価いただき、実際の最適な収穫タイミング判断のため、お役立ていただけているというお声を頂戴できました。
「いろは」の生育診断はみなさまのこうしたチャレンジに寄り添う中で、さらに精度を向上させていくべく、日々、改善と進化を行っています。みなさまの「こうしたい!」をお気軽にご相談いただけますと幸いです!
今回お届けしたキャベツ栽培におけるご利用者向けに、現在「いろは」では、「キャベツ・レタス解析強化月間」と題し、レタス・キャベツを栽培されている農協様・農業法人様を応援するキャンペーンを実施しています。ぜひこの機会に「いろは」でのスマート農業開始にチャレンジしてみてください!
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https://go.skymatix.co.jp/l/827433/2021-05-11/4t1vz