カンボジアにおける「いろは」実証の様子(2021年3月)

スカイマティクスは、カンボジアの現地企業であるJC  Agricultural cooperatives CO.,LTD.と共に、バッタンバン州を中心とした地域の稲作農家を対象に、当社の葉色解析サービス「いろは」を導入することで、カンボジア国における事業性の検証を行っています。

 

今回は、現地カンボジアにおける活動の様子をご紹介させて頂きます!

 

ドローンによる撮影

3月は、多くの水稲農家において雨季作の収穫は終了しており、乾季稲作を開始する農家の圃場において、弊社の葉色診断および雑草解析を目的とした撮影を実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農薬散布ドローンとの連携可能性

液肥および農薬散布ドローンを所有している現地農家にコンタクトし、いろはとの連携可能性の検討のため、視察を行いました。カンボジアには、GPSを活用した自動航行により、散布が必要な箇所へスポット的に液肥の適量散布を実施する先進的な農家さんがたくさんいらっしゃいます。

当該農家によると、現在は自身が管理する農地での液肥散布のみ行ってるが、将来的には他農家の農地への散布請負サービス(有償)を行う事も視野に入れているとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来月の活動について

引き続き参画農家へのコンタクトを行い、乾期作における播種後の撮影を行っていきます。葉色診断により生育ムラを把握し、追肥箇所の判断に役立てて頂くことが主な目的となる予定です。撮影と合わせて、農家へのニーズヒヤリングを通じ、「いろは」の実証を行っていきます。

 

 

※本事業は、日本・ASEANにおける経済・社会課題の解決を目指したデジタルイノベーションの社会実装の推進を目的に、経済産業省からの拠出金に基づき日本貿易振興機構(JETRO)が実施する「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」において採択された事業です(2020年10月に開始)。

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