カンボジアにおける「いろは」の導入・DX促進事業の取り組みがYoutubeで紹介されました。

当社がカンボジアで実施している「日本発葉色解析サービス「いろは」のカンボジア国における導入・DX(デジタルトランスフォーメーション)促進事業」の取り組みが日本貿易振興機構(ジェトロ)のYoutubeに掲載されました。

 

カンボジアは、農業がGDP25%を占める農業国であり、特に主要農産物である米は同国の安定的な経済成長のため重要な役割を担っています。一方、農業の生産性は低く、農業の成長の要となる稲作の振興は課題となっています。

 

本事業はカンボジアの現地企業であるJC  Agricultural cooperatives CO.,LTD.と共に、バッタンバン州を中心とした地域の稲作農家を対象に、当社の葉色解析サービス「いろは」を導入することで、カンボジア国における事業性の検証を行っています。

 

「いろは」は、ドローンで上空から撮影した圃場の画像を当社の画像処理技術を用いて解析し、作物の生育状況を見える化する圃場管理サービスです。これによってクラウド上で、収穫適期を迎えた稲穂や生育が遅れている箇所の把握が可能となり、広大な農地を持つカンボジアにおいて、これまで多くの時間を費やしていた圃場の見回り時間の省力化につながることが期待されています。

また、いろはの解析結果を収穫時期や農薬散布・追肥箇所の判断に活用することにより、現地の稲作における収量の向上が期待されています。

 

当社は本事業を通じて「いろは」の導入・実証を進め、カンボジアでのDX化を推進していきます。

 

※本事業は、日本・ASEANにおける経済・社会課題の解決を目指したデジタルイノベーションの社会実装の推進を目的に、経済産業省からの拠出金に基づき日本貿易振興機構(JETRO)が実施する「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」において採択された事業です(2020年10月に開始)

 

【JETRO】農業だってDX! ‐東南アジアに芽吹くデジタルのチカラ-

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