AI技術を用いた石礫の自動判別クラウドシステムを開発

株式会社スカイマティクス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)と株式会社オリエンタルコンサルタンツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野崎秀則)は、砂防事業における石礫調査の課題を劇的に改善する手法として、「AI技術を用いた石礫の自動判別クラウドシステム」を開発しましたので、お知らせします

 

 

砂防事業における石礫調査は、人力による調査が主体であるため、危険箇所での二次災害の恐れ、調査精度のバラツキ、作業の長期化の問題が生じます。これらの問題を解決するために、AI技術を用いた石礫および礫径の自動判別システムの開発をしました。

 

本システムでは、ドローン等により空撮した広範囲な渓流の高解像度の連続写真を、クラウド上にアップロードするだけで、自動的にオルソ画像・DSM(高低差)画像・三次元点群データ等の地形データを生成、独自開発のアルゴリズムを用いて自動で石礫を抽出、礫径を判定し、レポートを出力します。砂防施設計画設計、災害時の渓流の変化状況、及び渓流の経年変化の把握等に活用頂くことが可能です。

 

今後、共同で事業化し、砂防・防災事業に携わる自治体・民間企業が広く利用できるようクラウドサービスとして本年度内を目途に販売開始に向けて取り組み、業界の業務効率化、安全性の向上、データの蓄積に貢献することを目指します。

 

【開発システム概要】

■AIによる石礫の自動判別機能

AIが自動で石礫を判別し、石の大きさ・数・石の位置を自動計測します。

 

 

 

■グラフ・レポートの自動生成機能

礫径分布グラフ・粒径分布グラフ・石礫抽出結果レポートなどを自動生成します。印刷、CSVデータでのダウンロードも可能です。

 

■様々な地形データの自動生成機能

オルソ画像・DSM画像・CS立体図・三次元点群データを自動生成、Tiff・LASデータ形式のダウンロードができます。また、計測ツールを使い、断面図・面積・距離などの計測が可能です。

 

 

 

■オブジェクト記録機能

抽出漏れが生じた場合の石礫の追加記録に加え、流木・倒木・構造物などの渓流調査に役立つオブジェクトの記録が可能です。

 

 

 

 

 

 

【会社概要】

株式会社オリエンタルコンサルタンツ

所在地:  東京都渋谷区本町3丁目12番1号 住友不動産西新宿ビル6号館

URL:    https://www.oriconsul.com/

代表者:   代表取締役社長 野崎 秀則

資本金:   5億95万円

事業内容: 公共施設等の社会基盤整備事業及びこれに関連する事業の企画・調査・測量・

      計画・設計・管理並びに評価・診断・提案・指導等

 

株式会社スカイマティクス

所在地:   〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-2-16Daiwa日本橋本石町ビル6F

URL:    https://skymatix.co.jp/

代表者:   代表取締役社長 渡邉善太郎

資本金等: 14億7735万円(資本準備金含む)

事業内容: 産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売

 

【本件に関するお問合せ先】

株式会社スカイマティクス 日笠(ひがさ)

TEL: 03-6262-6360  E-MAIL: info@skymatix.co.jp

 

 

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