株式会社スカイマティクス(東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)と株式会社オリエンタルコンサルタンツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野崎秀則)で共同開発しました、AI礫判読システム「グラッチェ」が、国土交通省の新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)に登録されましたので、お知らせいたします。
「NETIS」新技術情報提供システムについて
NETIS(New Technology Information System:新技術情報提供システム)とは、公共事業が抱える様々な課題に対し、民間企業などで開発された技術を募集し、新技術情報をインターネット上に公開し、検索を可能にしたデータベースシステムです。
新技術にかかわる情報が分類されており、国や地方自治体が行う公共事業全般にも積極的に利用されています。施工者は、NETISに登録された技術を使うことで、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、工事成績評定での加点の対象となります。
参考資料:公共工事等における新技術活用システムパンフレット
※国土交通省NETIS新技術情報提供システムHP資料抜粋
登録情報
・NETIS番号:KT-220038-A
・新技術名称:AI石礫検出システム「グラッチェ」
・登録日:2022年5月24日
・登録ページ:https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-220038%20
AI礫判読システム「グラッチェ」について
「グラッチェ」は、UAV 等により取得した高解像度の撮影画像を用いた礫径の判読作業について、人工知能(AI)による自動判読技術を適用した DX(Digital Transformation)の先駆けになるシステムです。本システムは、国土交通省の複数の砂防事務所の業務で活用されており、生産性向上や作業者の安全性向上の観点から砂防事業の高度化・効率化を目指しております。また、急流河川の礫河原の景観に対して、変動状況を継続的に把握する等、河川管理への活用についても検討しております。
▶︎「グラッチェ」公式サイト:https://smx-gravelcheck.com/
従来の石礫調査業務は、人力による作業が中心で、人手不足や技能・知見の伝承に課題がありました。砂防堰堤巨礫調査、巨礫賦存量の把握、粒径調査など砂防現場における様々な調査で「グラッチェ」を活用頂くことで、危険で長時間に及ぶ現地調査の軽減を通じて、安全性と生産性向上を実現しています。今後も、業界関係者の皆様の課題解決やDX推進を強力にサポートしてまいります。引き続き「グラッチェ」による“新しい現場管理の可能性”をご体感ください。
会社概要
会社名 : 株式会社スカイマティクス
所在地 : 東京都中央区日本橋本石町4-2-16Daiwa日本橋本石町ビル6F
会社URL : https://skymatix.co.jp/
代表者 : 代表取締役社長 渡邉善太郎
資本金 : 100,000,000円
事業内容 : 産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売